2021/03/02
「間」について思うこと
こんにちは。
ビーユアセルフの岩下宏一です。
クリスマスローズが開きました。
さて、「間」について。
何の影響かはわからないのですが、「間」を嫌う人、怖がる人が多いような気がします。
例えば、人前で話す時。
「人前に出たら絶えず言葉を発していなければならない」
というのは迷信です。
「間」は、罪悪ではなくて宝物です。
相手は、「間」こそで、咀嚼し、反芻し、時には疑問を思いつき、また、納得するのです。
一文放ったらひと呼吸おいて、相手に染み入るのを待ちましょう。
相手が頷いていたら、次に移れば良いですし、首をかしげていたら、もう少し詳しく説明しましょう。
スライドをめくるときはさらに大きく深呼吸。
相手が次の話を受け入れる準備が出来る時間を取りましょう。
言葉が出て来なかったら、脳内を探し回ってはいけません。
さらに焦ります。
そこに答えはありません。
相手の顔を見て微笑みましょう。
そのうち、何か出てきます。
相手にかけたい言葉が、その時その場で話すべき正しい言葉です。
それでも出て来なかったら、
「今、話すことを忘れてしまったので、ちょっと整理させてくださいね」
と口にして、少し前から話した内容をまとめてみましょう。
相手にもそれで整理の助けになるはずです。
間を恐れず楽しめる、慈しめるようになることが、コミュニケーション上達のカギです。
コメントを残す