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掲載日2015/03/06

インタビューライティングを学んでみて

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こんにちは。

ビーユアセルフの岩下宏一です。

 

一昨日は、インタビューとライティングについての講座「田中美絵さんの超絶技術2:ライティング」の第二回目を受講してきました。

田中さんは、朝日新聞の求人欄で「あの人とこんな話」や「仕事力」というタイトルのインタビュー記事を長年、連載されてきているライターです。

 

私の仕事は表現支援です。相手のいいところや言いたいことをぎゅっと引っ張り出しカタチにしていく、という点で参考になるのでは、と思って受けました。

 

講座の概要はこうです。

・田中さんからの、インタビューとライティングのポイントについての説明

・他の参加者の方とペアになり、相互に20分間のインタビューをしてそれを記事に起こす、という実践演習

・それらに対する田中さんの個別のフィードバック。

 

今回(最終回)は、前回のインタビューをもとに書いた原稿へのフィードバックがメインです。

私の場合は、記事の内容に相手の方のプロフィール全容を盛り込もうと欲張った結果、記事につけたタイトルがフォーカスの甘いぼんやりしたものになってしまっていました。

 

プレゼンテーションの勉強会などでも、「とにかくタイトルは大事」「結局のところ何が言いたいのでしょうか」などと力説している自分がこれではまだまだいかんなあと思った次第です。

全体として言いたいことを的確に表現しつつ、本編への興味を湧き立たせるタイトル。難しいです。でもこれがビシッと出来ていることが、「つまり何が言いたいのか」を自分自身で整理できているなによりの証拠なのです。

 

いっぽう、私について書いていただいた方はライターさんだったので、恥ずかしいようなステキな記事にしあがっており、それを何度も読み直してはニヤニヤ。これは望外の特典でした。

それ以外にも、話の組み立てや文章の書き方に使えるノウハウをいろいろ教わったので、少しずつ実践していこうと思います。

 

でもいちばん印象に残っているのは、「ライターさんは人たらしだなあ!」ということ。

もちろんいい意味です。私がこの講座を受けようと思ったいちばんの動機は、以前別のセミナーでお話を聞いた田中さんに「もう一度お会いしたい!」と思ったからです。

田中さんはじめ、みなさん魅力的でした。挨拶の短い時間だけで、こちらのいろんな話を引き出してくれます。

名刺交換の際にはこちらからなるべく質問するようにしているのですが、気がつくと、こちらが質問に答えているのです。

 

インタビュー記事であれプレゼンテーションであれ、何かの魅力について伝えるのに大事なこと。それは、

・対象に誰よりも興味を持ちきちんと正対すること。

・時にはぐっと踏み込み、時にはひいて客観的に、視点を柔軟に保つこと。

・対象を「三倍輝かせる意気込みで(田中さん談)」その魅力を引き出そうとすること。

それがふだんの何気ないやり取りにもにじみ出ているのが、ライターさんなのでした。

 

いい学びになりました(^^)。

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