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掲載日2017/07/20

うつからの回復

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こんにちは。
ビーユアセルフの岩下宏一です。
 暑いですね!

以前お世話になった方から、

 

「ホームページにクライアントの声を載せたいから、よければ協力してくれませんか」と丁寧なご連絡をいただきました。

 

ベテランのカウンセラーさんです。

 

僕は、5年ほど前まで、うつ病を発症していました。
かなり重度で、入院こそしなかったものの、合計2年半、休職しました。

 

人間、トラブルや悩みの種が二つまでは耐えられるけれど、三つ重なると折れることが多いそうです。
自分の場合もそうでした。

 

あるお医者さんに通っていたのですが、合計10種類もの薬を投与され、自分ではもはやうつの症状なのか副作用なのかまるでわからず、全く先行きが見えずにどんどん底なし沼にはまっていきました。
毎日ベッドの上でただ横になり「〇にたい」と考えていました。

 

見かねた妻がカウンセリングを進めてくれ、そこでお会いしたのがこのカウンセラーさんです。
薬の処方箋を見せたら、開口一番、別のお医者さんを紹介してくれ、ようやくそこから計画的に薬を減らし、心身のケアをしながら寛解へのスタートを切ることが出来ました。
妻と、カウンセラーさんと、ご紹介いただいたお医者さんがいなければ、僕は今こうしてはいなかったでしょう。

 

うつへの効果的な対処策は、考え方や感じ方を変えることもそうですが、「病根」を正しく認識し、それを取り除くことだと思います。
自分の場合は働く環境を変えることがそれに大きく作用しました。

 

前職の環境が悪かったのではありません。
休職などへの対応も含め本当によくしていただいたと、とても感謝しています。
ただ、自分がもっと落ち着ける場所が別にあったということです。

 

いまはおかげ様でよくなりました。
気分的に落ち込んだりすることはもちろんありますが、環境や周囲のせいにできない分、こじれることはありません。
自分で選んだ道です。
他責にはできないので、まっすぐ凹み、まっすぐ浮かぶ。
その程度になりました。

 

病歴を商売にするつもりはないですし、積極的にPRしようとも思っていませんが、いつか、その経験を何かのお役に立てたい、そう思っていました。
そんなところに来たこのインタビューのお話、その機会を得られたことが嬉しいのです。
取材を受けながら、うつだった過去の自分と対面した時に、どんな気持ちになるのだろう。

 

元気な顔でカウンセラーさんと再会できるのも、とても楽しみです。

 

これから、少しずつ、元気をみなさまにお返ししていきます。

 

写真は、サルスベリ。

真夏の花です。

これが咲くと、「夏本番!」

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