2021/12/06
プレゼンの効果が飛躍的に高まる「〇〇の共有」こんにちは。
ビーユアセルフ代表の岩下宏一です。
当社のホームページを改定してから、お問い合わせが増えてきました。
今回は、手前味噌ながら、改定にあたって意識したことを書きたいと思います。
プレゼンの支援を数多く行ってまいりましたが、そのなかでも「体験」(もしくはその共有)にはかなりの説得力があると感じています。
身近なところで言うと、デパ地下の試食コーナーなんてその最たるもの。
自分がその味を体験しているので、100%の真実なわけです。
誤魔化しようがない。
疑いようもない。
そしてその体験が満足するものなら、買って帰ります。
口に合わなければ、買わないで良い。
失敗しないですみます。
この体験をどこまで疑似的に演出できるかがプレゼンのカギでもあります。
例えば会社説明会であれば、先輩社員の「ある一日」を詳細に共有する。
その場で先輩本人が語ると、リアリティはぐっと増します。
商品・サービス説明であればデモの実演や体験版の使用。
もしくは顧客の声。
自社と同じ悩みを持つ企業の声であればその説得力はさらに増加するでしょう。
人は抽象では理解しないんです。
「良いんです!」「凄いんです!」そう言われても、「だから、何?」。
空気感や匂い、温度、汗、涙。
それらが伝わるくらいの具象を提示し、「相手に感じてもらう」ことが答えであり真実。
「良さ」を言葉を尽くして語るのではありません。
素朴に材料を提供して、聴き手に自分自身の感性で「何か」を感じていただくのです。
この両者は決定的に異なります。
場合によっては、話し手の意図を超えたところで、聴き手の中でストーリーが動き始めることさえあるのです。
当社は、お客様をお手伝いするいろんな場面でそれを実感してきました。
提示する具体情報を良く吟味し、聴き手がこちらのある程度こちらの意図どおりのことを感じてくれるようにわかりやすく伝えることが必要ではありますが・・・。
今回のホームページ改定にあたっては、当社自身がこの学びを大切に、お客様の声を大きく取り上げることにしました。
お客様の問題・課題を、お客様自身の声として語っていただき、その中で当社がどういう仕事をさせていただいたか、どういう効果があったのか。
臨場感のある情報を提示し、あとは読み手のご判断に任せよう。
そう考えてのことでした。
問い合わせが徐々に増えていることの一因となっているのであれば、その効果が発揮されているということでもあります。
嬉しく思うと同時に、お客様にもっともっとお役に立っていきたい、そう思っています。
何かありましたら、お気軽にお問い合わせください!
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