2023/04/14
プレゼン成功のカギを教えてくれる映画こんにちは。
ビーユアセルフの岩下宏一です。
先日、「AIR/エアー」という映画を見ました。
ナイキ社がマイケルジョーダンとのバスケットシューズ契約に臨んだ時のエピソードを、契約担当者を主軸に描いたストーリーです。
主演はマット・デイモン、監督はベン・アフレック。
NBAドラフトが終わると、シューズメーカー各社は上位指名者をめぐり激しい争奪戦を繰り広げます。
そんな中、契約担当者のソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)は一人の選手にかつてないほどの輝きを見つけます。
彼こそが6位指名のマイケル・ジョーダン、のちのNBAどころか世界スポーツ界の中でも屈指のスーパースターとなる選手でした。
ソニーは、その年の契約を彼とだけ行いたいと会社に提案します。
契約予算をマイケルに全部費やす、と。
当時マイケルはアディダスを気に入っており、次いでコンバース、ナイキ社にはさして興味を持っていませんでした。
最低でも契約金を全振りしないと、同じ土俵にすら立てません。
最初は反対していた社長のフィル・ナイト(ベン・アフレック)も、ソニーの説得により最終的には同意するのです。
また、こんなシーンもありました。
ある男性が、ソニーにこう言います。
「私は、キング牧師のあの演説(有名な、1963年の「私には夢がある」)の原稿を持っているんだ。しかし、原稿の後半部は演説とは違っていてな。彼は、前半の聴衆の反応がいまひとつなのを見て、内容を変えたんだ。その場で即興で語ったんだよ」
昼夜を徹して準備し、契約に向けたプレゼンの当日。
マイケルの反応を見てソニーが取った行動は―――。
私は、良いプレゼンには以下の3点が必要だと考えています。
・ありったけの情熱を注ぐこと。
・相手と共有したい未来を、その場の温度やにおいを感じるくらいに具体的に語ること。
・「いま、ここで、あなたに」語ること。用意したものを読み上げようとしないこと。
そのお手本が見られる映画です。
プレゼンが上手くなりたい方、伝わる話のヒントを得たい方、必見です!!
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