2015/04/27
研修と講演では、話し方が違うのですこんにちは。
伝達力向上トレーナー、ビーユアセルフの岩下宏一です。
ブログがしばらくお留守になってしまいました。
どうもマジメなこと、ためになることを書かねばという意識に偏っていたようで、知らず知らずのうちに書くことが負担になっていたようです。
というわけで、今後は硬軟織り交ぜていくことにしました(^^)。
さて、話し方・伝え方の支援や研修を行っていて思うこと。
研修やガイダンスの話し方と、講演や講話での話し方は違います。
以下、すごーくざっくり分けると。
①研修は、理解してもらうこと、知識を増やしてもらうことが基本目的。主としてアタマに言葉を届けます。
②講演や講話は、共感してもらうこと、動機づけすることが基本目的。主としてココロに届けます。
私自身は、ストーリーや感情の動きのある話しが好きなので、研修の時もつい、②のような話し方に陥りがちです。
そうすると、すぐ疲れてくるのです(笑)。
そこにない感情をこめて無理に話そうとすると、空回りするのですね。
研修にももちろんストーリーはありますが、それは学習効果の最大化を企図してのもの。ワークやディスカッションを通じて、学習効果を高めていくという、②とは別の観点からのシナリオ作成能力が問われます。
①研修では、論理的に、落ち着いて話すこと。
②講演・講話では、感情をこめて、ダイナミックに。
ゼロか100かという問題ではないので、バランスが必要ですが、うまく特性を踏まえて、使い分けることが必要ですね。
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