2014/12/10
披露宴の司会をやりました(後編)
こんにちは。ビーユアセルフの岩下宏一です。
披露宴の司会をやりました(前篇)の、続きです。
さて、昨日、司会には
1.決められた厳密なタイミングでやること
2.空気を見ながら臨機応変にやること
の2つのスキルが必要だとご紹介しました。
それに加えてもうひとつ、
3.朗読のスキル
も問われます。
新郎新婦のプロフィール、普段聞いている分にはそれほど長くも感じないでしょう?
読んでみると、意外と長いんです。
今回は、1700字。
インターバルも入れながら読むので、約5分です。
プロフィールすなわち二人の人生です。そこにあった、喜び、希望、笑い、時には苦労。
時には、それらを振り返る視点での、憧憬のようなニュアンスも必要です。
そして、愛。
これらを織り混ぜながら、過度に芝居がからず、上品に読まねばならない。
また、さすがにここでは、とちったり噛んだりは許されない。
私は、朗読は上手くはありません。
優に10回以上は練習しました。
・・・さて、本番。
無事に、やりました。
痩せても枯れても、いちおう、元プロの俳優です(笑)。
やはり本番が一番楽しく、集中できました。
最後に一ヶ所だけ、段取りに少し迷って「噛んだ」ところはありましたが、あとは、うまくできたと思います。
これには、会場の進行責任者と音響の方の助けがとても大きいものでした。
この方々の的確な合図と連携がなければ、できなかったと思います。
特に、司会台のすぐ近くにおられた、音響の方。
「秒指定のタイミングの時は、念のために肩をたたいて知らせますから!」
私の左肩には、まだ優しく力強い手の温もりが残っています(笑)。
プロの方の仕事に乗っかり、その場その場で流れを作っていく一体感とライヴ感、実に気持ちのいいものでした。
ちなみに、余興にも参加しました。
なんなんだあいつは状態です。
私的には、やりきった感でいっぱいです(笑)。
ただ、私の満足などはどうでもよいのですよね。
目だったのなら、それは失格です。
主役は新郎新婦。
その場の感動が少しでもいいものになったのだとしたら、司会を務めた甲斐があったと言うものです(^-^)。
いい経験をさせていただきました。
しゃべりは、奥深い。
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