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掲載日2014/12/27

スライドの位置づけって?(後編)

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こんにちは。

ビーユアセルフの岩下宏一です。

スライドの位置づけって?(前篇)では、プレゼンテーションに使われるスライドには、どんな位置づけのものがあるかということをざっくりと書きました。

 

(1)話を分かりやすくするための補助ツール。

(2)話の要点をまとめたもの。

(3)話の中身をほぼそのまま書いてあるもの。

(4)そのほか特徴的なもの。

 

でしたね。

 

さて、この中で、どれがいいと言うわけではありません。

しかし、洗練されている印象としては、(1)>(2)>(3)。

話し手のスライドへの依存度の大きさで言うと、(3)>(2)>(1)。

そんなところではないでしょうか。

 

(1)は、極端な話、当日にPCが壊れてしまっても、話し手は話をすることができます。

流れは頭の中に入っています。

「今から、『私が話す言葉』を『聞いて』ください。あ、ちょうどここに、わかりやすいグラフがありますね・・・」こういう印象でしょうか。

 

(3)になると、とにかくスライドに全部盛り込んであるので、話し手はそれを読めばラクです。

ただし、聞き手は、「全部書いてあるのに、話を聞く意味があるんだろうか?」と思ってしまうでしょう。

 

(1)はなかなか難しいですが、(2)までは意識したいですね。

(3)の方も、いらっしゃいます・・・。

 

しかしながら、これはTPOにもよります。

 

たとえば具体的な営業提案。

プレゼンが終わった後に、キーワードだけが書いてあるスライドのコピーだけが聞き手の手元に残っても、「何のこっちゃ」となりかねません。

 

そう考えてみると、プレゼンテーション全体の構成要素として、配布資料やメモカード(あるいはパワーポイントのスライドメモ)など含め、いろいろとありますね。

 

セミナーなどに参加する機会があったら、全体として、

①話し言葉

②スライド

③配布資料

④そのほかの要素(たとえば手元のメモ、など)

がどういう風に組み合わされていて、どういう役割分担になっているのか、考えてみるのも面白いですよ。

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