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掲載日2015/01/16

「初めからできたこと」と、「後からできるようになったこと」

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本屋に行くと、

「偏差値30のギャルが慶応大学に受かったワケ」とか
「ニート引きこもりがトップセールスマンになれたワケ」とか
(タイトルは適当)

「スタート地点激サゲ」的な本がたくさん並んでいますよね。

 

ホントか?と思うようなものもあり、僕はちょっと胡散臭く思っていました。

 

先日、知人との会話の中で、
「初めからできたことは、人に教えられない」というハナシになりました。

 

そういえばそうです。

 

初めから勉強できた人、初めからモテまくっていた人には、身に着ける方法についてのノウハウがありません。

そういう人は、おそらく教えられない。

 

いっぽう、後から身に着けた人は、まさにノウハウの宝庫となっています。

そういう人こそが「あなたもこうすればなれる」ということを教えられるわけなんですよね。

 

天才型の代名詞とも言える長島監督の打撃指導としてよく言われる「バーッと来た球を、ガーッと打つ」も思い出して、なんとなく納得しました。

 

何かを始める、特に起業する場合などは、「特技を武器として、何かする」のと「特技の習得方法を教える」の二つがあると思います。

 

自分が最初からそれができたのか、後からできるようになったのかを考えるのもいいのかもしれません。

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